2019年7月末に中古でKTMの390 DUKEを購入してからちょうど半年が経ちました。
バイクに乗るのが久々ということもあって、この半年間はかなり楽しくあちこち乗り回しています。
DUKEのレビュー記事は他にもたくさんありますので、長期間乗ったからこそわかることや、これまでのトラブルを中心に紹介したいと思います。
最新型のスモールDUKEも仕様はほぼ変わらずに販売されていますので、これから購入を考えている方の参考にもなれば幸いです。
購入車両の詳細
購入したのは390 DUKE(2017年式)です。
現行型にモデルチェンジした直後のモデルになります。
都内のKTMディーラーで購入し、購入時の走行距離は約9,000キロでした。
購入の決め手は、第一に見た目です。
ド派手なカラーリングとエッジの効いたフロントマスクやシュラウド(好き嫌いが別れそうですが)にまず惹かれました。
そこから詳しく見ていくと、このクラスでは珍しいフル液晶メーターやフルLED灯火類に加え、パンチの効いた水冷単気筒373 ccエンジンが組み合わせられていること。さらに価格もお手頃ということで選んでいます。
昔はスズキとホンダの250 ccに乗っており、中免の範囲内で、かつ海外メーカーの外車がいいかなーと思っていました。
なのでBMWのG310Rも検討しましたが、DUKEの方がデザインが好みだったのと、装備類と価格面の両方も考慮してDUKEに軍配が上がりました。
前オーナーさんのカスタム
パッと見は純正に近い印象でしたが、購入した時点でいくつかカスタマイズされていました。
一つ目はETC車載器です。
これはもう必須アイテムですね。最初から付いていたので助かりました。
ETCカードを入れる機器はタンデムシート下にあります。
別置型のETCアンテナとインジケーターランプもメーター周辺にきれいに配置されています。
ハンドル周辺にマウントされると目立って嫌なので、きれいな配置でよかったです。
USB端子×2口も付いていました。
これもスマホナビやアクションカメラ用の充電に必須ですね。
ただDUKEはハンドルバーとメーターが近いため、ハンドル周辺のあまりスペースがなく、このUSB+スマホマウントをつけると、もう他には装着するスペースがありません。
USB端子は2つも不要という場合には、スペース確保のためにも1口タイプにした方がよさそうです。
パワーパーツのタンデムバーも付いていました。
シンプルなブラックカラーで、デザイン的にもアクセントになるので気に入っていたのですが、サイドバッグと干渉してしまうのでこれは外しています。
あとはエンジンガードです。
前オーナーが立ちゴケしたそうで、右側のエンジンガードとバーエンドは最初から傷が入っていました。
納車後のトラブル
残念ながら半年間に何回かトラブルもありました。
1回目はラジエーターのファン故障です。
ツーリング先でエンジン温度高の警報が急に出たのでビビりました・・・。
390DUKEはエンジン排熱量が大きいからか、通常時でも信号で停止するとほぼ毎回ファンが回ります。しかしこの時は停止時でもやけに静かだな~と思っていたら、急に警報状態に。
どうやらラジエーターの冷却ファンが何らかの原因で壊れてしまったようです。ファンアッセンブリーごと交換することになりました。
幸いにも保証期間内だったので、無償で交換してもらえました。
2回目はリヤブレーキセンサーの断線で、テールランプが点きっ放しになってしまいました。
写真を見てもわかる通り、ステッププレートの後ろに設置されているので、なぜカバーが壊れて断線してしまったのかは謎です・・・。
こちらは保証期間外での発生だったので有償でしたが、幸いKTMディーラーに部品の在庫があったので、その場ですぐに交換してもらえました。
たしか4,000円程度だったと思います。